☆☆取扱説明書☆☆ ■はじめに  「消費税ニコニコ納税カレンダー(nouzeicalendar_1.xls)(nouzeicalendar_2.xls)」 (以下「当ファイル」という。)は、 必要事項を入力することにより、消費税等の納期限及び予想税額等を算出するも のです。  消費税等の納税資金の積立計画の参考としてください。  当ファイルは、あくまでも納税の資金計画の目安とするもので、算出結果は実 際の納税額とは異なります。 ■入力及び使用方法  データの入力箇所は、「納税カレンダー」シート(以下「カレンダー」という。 )の黄色のセルの部分です。  1、基本項目の入力    カレンダーの「決算日」、「前期確定消費税額等」、「控除仕入税額計算   方法」、「前期課税売上高」及び「基準期間の課税売上高(B表)」(以下   「基本項目」という。)にデータを入力してください。    <チェック>    A表・・中間申告について、申告納税義務の有無、みなし中間税額及び納        期限が表示されます。また、この表で中間申告方法を選択できま        す。    B表・・課税事業者の判定及び簡易課税適用の可否が表示されます。    C表・・基本項目の入力により、課税売上高に対する納税割合が表示され        ます。  2、月々の入力    「月別課税売上高」(D表)に、データを入力してください。    <チェック>    D表・・算出された納税割合(C表)に基づき、予想税額を算出し、税負        担の少ない中間申告方法が表示されます。  3、積立額の確認等    現在の納税積立資金の「積立額」(E表)を入力してください。    既に納付した当期の「中間納付額」(E表)を入力してください。    <チェック>    E表・・D表への入力により、予想税額に対する要積立額が表示されます。        現在の積立残高を入力することで、積立過不足額が表示されます。        中間納付額が予想税額を上回ると「要積立額」がマイナス表示さ        れます。この場合は、還付申告が予想されます。    F図・・算出された要積立額と、実際の積立額との比較をグラフ化しまし        た。    印刷・・カレンダーの最下部に印刷ボタンを設置しました。クリックによ        りA4縦サイズでカレンダーの印刷処理を実行します。  なお、カレンダーの水色のセルの位置にマウスを移動させると、使用方法等の 説明文が表示されます。 ■使用上の注意事項  カレンダーには法令等に未対応の部分がいくつかありますので、使用の際は注 意してください。  納期限(A、D、E表)・・納期限については決算日(基本事項)の入力によ               り機械的に表示していますので、休日及び祝祭日               等により法定納期限と異なることがあります。  みなし中間税額(A表)・・前期確定消費税額等(基本事項)の額の1/2及               び1/4を表示しています。  申告義務(B表)・・・・・カレンダーは一年決算の継続企業を前提としてい               ますので、新設法人及び課税期間の特例適用者等               には対応していません。  控除仕入税額・・・・・・・簡易課税を適用する際は、その旨の届出をあらか  (基本項目、C表)    じめ提出する必要があり、二年間の継続適用が規               定されています。また、二業種以上を兼業する事               業者の納税割合の按分計算には対応していません。               原則課税における個別対応または一括比例配分の               計算方法には対応していません。  納税割合(C、D表)・・・控除仕入税額計算方法が原則課税の場合は前年の               納付事績により計算しています。               %(C表)は端数処理をして表示していますので               D表の計算結果とは異なることがあります。  要積立額(E表)・・・・・予想税額(D表)及び予想中間税額(E表)によ               り月数で按分して計算して表示しています。 ■使用上の留意点 カレンダーの使用により生じた損害に対する責任は一切負いません。  カレンダー及び当書の中で使用している語句は法令等に基づくものではありま せん。  当ファイルは平成14年7月末現在の法令等に基づいて作成しました。  当ファイルは、「保護」処理を行っていますので入力セル(黄色いセル)以外 はデータの入力はできません。不具合を感じた方は、同処理を解除してある「消 費税ニコニコ納税カレンダー(保護なし).xls」を加工して使用してください。